アナデンアートコンテストの話

2024-01-08

こんばんは。

久しぶりにブログを触ったら色々プラグインが動かなくなっていまして、
色々更新していたら今まで使っていたテーマが使用不可になりまして、
半泣き状態でギリギリ見れる状態までなんとか持ち直しました。

これを書いているのは「1月8日 成人の日」なのですが、
貴重な祝日をわけわからん作業に持っていかれて非常に辛いです。

 

気を取り直してとりあえず書きたいことがたくさんあるのですが、
そろそろアナデンアートコンテストの季節なので、
その話を長々書きたいと思います。

 

アナザーエデンという個人的に6年半くらい継続して遊んでいるゲームがあるのですが、
毎年この時期になるとX(旧Twitter)でアナデンアートコンテストという企画を開催してくれます。

これはアナザーエデンにまつわるものを何でもいいから作って、
専用のハッシュタグをつけてX(旧Twitter)に投稿すると、
毎年4月か5月くらいに行われる周年記念配信で受賞者を発表して賞品をくれる、
というざっくり説明するとそんな企画です。

このアナデンアートコンテストの面白いところが、
イラストコンテストじゃないという所でして、
なんでも良いんですよ

アート的なものならなんでもエントリー可能という異種格闘技大会みたいなとにかく懐の広いコンテストなのです。

例を挙げると去年の第4回アナデンアートコンテストの大賞の方はエレクトーンの演奏で受賞されていました。

それが大体毎年2月22日猫の日にエントリー開始で、
それから1か月後くらいが締切なのですが、
このゲームが好きというのもありまして、
第1回から毎年参加させて頂いています。

 

これが思いのほかすごく創作の、
ファンアート作りのモチベーションアップに繋がっていまして、
大げさに聞こえるかもしれませんが、割と本気で年中アナデンアートコンテストの事を考えて生活しています

アナデンアートコンテスト狂いになりかけているんですね。

 

そんなアナデンアートコンテストも、
自分で率先して振り返らないとX(旧Twitter)の荒波に埋もれていくので、
いつか何かにまとめたいなと2年くらい前から思っていました。

 

せっかく自分語りが出来る数少ない場なので、この機会に色々振り返りたいと思います。

 

手元の資料が正しければ第1回は2020年の4月~5月頃だと思いますが、
例年ですと毎年2月~4月頃は1年で一番の仕事の繁忙期でして、
ぶっちゃけ集中して作っている時間が確保できないわけです。

でもアナザーエデンの公式がわざわざハッシュタグを作って盛り上げようとしてくれてる企画があるのなら、
数字として見たらただの「1」かもしれないけれど、
コンテンツを盛り上げる意味では少しは助けになるかもなと思い、
最終日の締切ギリギリに投稿した記憶があります。

僕なんかはたまにネタ絵を描くこともありますが、
学生の頃から範馬勇次郎に、

競うな 持ち味をイカせッッ

と教育されてきているので、
絵をあげるより企画の趣旨的にもっと面白いものがあるはずだと、
毎年ノウハウや技術を生かして刺繍でエントリーしています。

そんな1年目に投稿したのがこれです。

 

 

今見ても「マジで時間無かったんだな」というのがよくわかります。
僕は可能な限りアナザーエデンプレイ中のセリフをスクショして残すようにしているのですが、
あとでそれを見返してネタになりそうなセリフを漁るのが大好きでして、
中でも当時好きだったセリフを選んで使っています。

この投稿に関しては、
下の方に名前を入れた事をずっっっっっと後悔していまして
なんでこんなクソダサい事をしてしまったんだろうと深く反省しました。

今では視界に入らないように作業部屋の片隅で埃をかぶっています。
あと無駄にめっちゃでかい。
26cm×40cmくらいあります。

 

 

翌年の第2回アナデンアートコンテストですが、
この時の記憶は実はあまり無く、
第1回と違って繁忙期超絶ど真ん中だったのでもう自動書記みたいな状態で作ってたと思います。
そしてこの第2回から開催期間が繁忙期と確定申告の時期に被るというのが恒例化してしまうのですが、
今ではもうしょうがないなと割り切って早めに準備するようにしています。

 

で第2回に作ったのがこちらです。

 

 

まさかこのコンビが2023年から2024年の年末年始を背負う事になるとは夢にも思っていなかった時代ですね・・・。
残念ながら2024年1月8日現在チルリルES&モケバディはまだ引けていません。
1日1回の無償単発で引こうとしている時点で虫が良すぎるのかもしれませんが、
最悪温めてる有償石を使ってでも引きたいなとは思っています。

ちなみに何となく察すると思いますが、
最初に投稿したモケよりもチルリルを本命に作っておきながら、
モケの方がいいねが多いという面白現象が起きています。
昔から数字や反応をモチベーションに活動しないという考え方が刷り込まれているので特に問題はないのですが、
「SNSを上手に扱うのって大変なんだな」「仕事で扱ってる人はもっと大変だろうな」と考えるきっかけになりました。

 

この第2回の反省ポイントとしては、
「お疲れさまでした」とかメッセージを入れてしまったのが完全に失敗だったなと後悔しています。
この時は公式になんとかして西方の外典素晴らしかったです!というのを伝えたかったのですが、
後々になって「投稿ツイートに感想打ち込めば良かっただけじゃん・・・」と気づきまして、
以降こういうのはしなくなりました。

あと #刺繍 という小癪なハッシュタグを自分で入れるようになりましたが、
これは刺繍だと自分でアピールしないと刺繍だと気づかれないという本末転倒な学びからこうしているので、
癪に触っても大目に見て頂けるとありがたいです。

これは作ってた時の資料です。
なんでこんなものが残ってるんだと自分でも思いましたが、
探したらありました

 

 

そしてその翌年の第3回アートコンテストですが、
もうこの頃になると来るのがわかってるんですね

来る来るそろそろヤツが来ると勝手に身構えて備えているわけです。

もうだいぶアナデンアートコンテスト狂いに堕ちています。
開催が発表されたら誰よりも早く投稿するというスローガンを勝手に掲げて、
事前に時間がかからないネタを1個作っておいたのをよく覚えています。
それがこれです。

 

これは今でもうちの玄関に飾ってあります。
ちょっと元気が湧くので。

ただ最近は長く続けているのもあり、夢詠みの書が余りがちになりまして、
作った当時ほど効力はないかなとも感じています。

今は万象の星譜で作り直すべきか検討しています。

ちなみに誰よりも早く投稿するというスローガンですが、
まさかの僕よりも速い人がいたので達成できなかったのを覚えています。

アナデンアートコンテスト狂いの朝は早い。

 

そして2個目にこれを作りました。

自分で言うのはあれですが、
これはマジで作って良かったと思っているものでして、
とにかく汎用性が高いです。

アナザーエデン関連のポスト(旧ツイート)はこれを横に置いて写真を撮るだけで成立するという利便性の高さ。

こういうのとか

こういうのとか

こういうのとか

 

これからもいくらでも使えます。

アナデンアートコンテストで作ったもので生活の役に立つものはこれが唯一かもしれません。

本当はESバージョンも作りたいのですが、
引けないので
引けないと資料が手元に無くて作れないので
今年はASバージョンで妥協するかもしれません。

 

 

そして第3回最後に作ったのがこれです。

 

 

もうこれは大反省ですね・・・。

当時確かまだわだつみの深淵が完結していない頃でして、
ナギESスタイルのキャラクエがショッキングでもありながらとても素晴らしい内容だったので、
もうほんと文字通りのファンアートを作りたくなったというものです。
コンテンツに触れて沸き上がった感動を何か形にしたくて
という、
そもそも全部そうなんですけどこれはその気持ちがとても強かったのを覚えています。

キャラクター自体が第1部クリア時の数少ない星5戦力だったので、
今現在に至るまで思い入れが強いというのもあります。

 

ただそれがですね・・・、
暴走してしまったと言いますか・・・。

自分の手に負えないものを作り出そうとしてしまったんですね。

まずおおよその完成予想図がこれでした。

 

グルーンがいる。

 

こんなものですね、
刺繍で作ろうとしたら何年かかるんだという。

こんなん作ろうとしたら無職になるしかないですよ。
生活費が稼げなくなっちゃう!

でも作れるとどこか勘違いしていたんですね。
アナデンアートコンテスト狂いとはかくも恐ろしいものなのです。

結果作れませんでした。

そのうえ上手くいかない事の連続で糸をほどいては入れ直すという迷走を何度も繰り返しまして、
加えて、完成予想図の絵的に甘い部分はグルーンで隠そうと思っていたのが裏目にでて、
もう途中からやけくそになっていました。

 

あとこれの反省点で大きかったのが、
A3サイズあるんですよこれが。

前年に作ってるチルリルもA3サイズなのですが、
ぶっちゃけでかすぎる。

でかいとどうなるかというととにかく無駄に作業日数が増える事になります。

体力的にも時間的にも精神的にも技術的にも結構辛かった
というのがこれを作っているときの記憶です。

ただこれに挑戦したことで一種の指標にはなってくれまして、
創作をするうえで大事な経験値は得られたと思っています。

 

 

 

これは作ってる時の資料とボツにした案です。
なんでこんなものが残ってるんだと自分でも思いましたが、
探したらありました

 

 

 

そして去年の第4回アナデンアートコンテストですが、

この時も第3回同様、誰よりも速く投稿するというスローガンを掲げていまして、
事前に1個完成させていました。

それがこれです。

 

 

まだ外史が完結していない頃でして、
アルマの話が凄く良かったので作ったものです。

なぜアルマのあれだけ作ったのかと言いますと理由がありまして、

去年でかすぎて失敗したのを大いに反省し、
今年は労力や時間的に作れる範囲を絞って作ったという、

よく言えば工夫、
悪く言えば手抜きです。

ただ範囲を絞った事でサイズも小さくでき、
クオリティ的にも悪くないなと自分では思っていまして、
今は自宅のトイレに置いてます。

 

ちなみに誰よりも速く投稿するというスローガンですが、
この年も僕より速い人がいて達成できませんでした

アナデンアートコンテスト狂いの朝は早い。

 

 

そして第4回2個目がこれです。

 

 

実用性をかねて前々から作りたいと思っていたもので、
せっかくなのでこの機会に作りました。

ただポスト(旧ツイート)にも書いていますが、
手元のアルティマニアに誤植がありまして、
その辺を予想で訂正して作成したのですが、

めっちゃ詳しい人が現れて更に訂正してくれまして、
該当部分をほどいて作り直しました。

 

なんかめっちゃありがたかったです。

唯一僕一人の力では完成しなかったものです。

これは元々実用性をかねて作っているので、今もモニターの上の壁に吊るして活用しています。
外史のヤクモの話で背景の文字を読むのに役立ちました。

 

で、第4回最後に投稿したのがこれでした。

 

 

これは本当にコツコツ作っていたのですが、
ちょうどこのころにシン・仮面ライダーが公開されまして。

結果的にもろ時事ネタになってしまいました。

でもこの二人の関係性はこれがめちゃくちゃマッチするというか、
まんまこれだなと西方の外典を進めている頃から思っていたので、
形に出来て良かったなと思いました。
二人のASで何か作りたいとも思っていたのでそれも達成できて良かったです。

ちなみにこれはいずれブログに詳しく書くつもりですが、
2022年10月25日の公開生放送で現地に行った際これを着て行ってまして、
その時は立ち位置的にチルリルを右に配置するという事が決まっていたので、

右胸のモケの刺繍だけ完成させていたのですが、広報のBackyさんに気づいて貰えて凄い嬉しかったのを覚えています。

 

あとこのジャンパーがありがたい事に初めて特別賞を頂けまして、
後日ポスターをいただきました。

正直、もうこういうのは貰えないと思っていまして、
賞品が貰えるから作るのではなく、作りたいから作る、
が全てになっていたので、
嬉しい反面良いの?という感情が強かったのですが、

6周年生放送で発表された時はマジで涙出るくらい嬉しかったです。

毎年周年生放送は上に書いたように繁忙期もあってなかなか観れてなかったのですが、
もうこの頃はいつチルリルESが発表されてもおかしくない状況だった、
というのもあってちゃんと配信を観ていまして、
発表された瞬間を見た時は素直に嬉しかったというのが正直な感想です。

 

ただ反省点もございまして、
元々着てた無地のジャンパーにモケから順番に刺繍していって、
モケだけの頃は結構普段使いもしていたのですが、
もう完成した頃にはシラフじゃ着れないデザインになっていまして、
完成以降一度も袖を通していません。

更に言うと2個目に作った文字対応表もなのですが、
近所の100均で手に入った合皮を下地に使っていまして、
加水分解でボロボロになる未来がほぼ確定しているという爆弾を抱えています。

下手に洗濯もできないという、素材選びに失敗した新しいタイプの反省点です。

ただ作業量的には第3回で得た学びを生かしてデフォルメを効かせたり、線だけのデザインを中心にするなど、
無茶はしなかったというのが成功点ではあるので、
これもまた今後に生かせる経験になりました。

 

 

今後に生かせるとか言ってるので、
当然第5回もある前提で考えていますが、正直今年は全然準備が出来ていません。
なんせ2023年は1度もブログを更新できなかったくらいなので、思った以上に準備が整わないまま年越しちゃったなと内心焦っています。

でも何かしらは投稿したいと思っているので、
最悪第5回が開催されなかったら僕が #勝手に第5回アナデンアートコンテスト で投稿します。

幸いこのアナザーエデンというゲームは毎年何かしら作りたいと思わせてくれる、
心に残る何かを継続的に提供してくれているので、
作りたいものが無いという状態に陥る心配はないです。
(サービス終了しない限り・・・)

もう精神性としては賞品が無くても作れちゃうわけですから、
物理的に不可能にならない限りは続けていきたいと思います。

 

 

 

超長文になってしまいましたが、
こうやって個人的に振り返って改めて思ったのは、

最近始めた人とか、企画の存在自体知らなかった人とか、自信が無いから投稿する気が無いみたいな人も、
何か作りたいものがあれば、
イラストじゃなくても良いし、技術なんて当然後回しで良いので参加してみるときっと良い思い出になると思います。
懐が広くハードルが低いコンテストなので、アナザーエデンユーザーであればとにかく参加したもの勝ちです。

ファンアートの本質と向き合えるというか、
身からあふれる何かを自分が出来る方法で表に出す事が出来るこの上ない機会なので、
今年第5回が開催されたら去年より一人でも参加者が増えれば良いなと思いました。

 

というわけで終わります。

お疲れさまでした。