わさび柿ピーの食べ過ぎで病院に行った話
2020-02-10
こんにちは。
ずいぶん前になるのですが、
以前わさび柿ピーを食べ過ぎておなかを壊した経験がありまして、
この時期になると毎年そのことを思い出します。
趣味の話とは無関係になりますが、思い出すついでにブログに書きたいと思います。
あれは今から4年ほど前の2015年11月28日のこと、
近所のドンキホーテでわさび柿ピーの1000gボトルを見つけた僕は、
仕事をしながらボリボリと半自動的に口へわさび柿ピーを放り込んでいました。
↑これの1000gバージョン
900円くらいで買えます。
購入した段階では「この量なら3日くらいもつだろう」と軽い気持ちで食べていたのですが、
その1000gのわさび柿ピーは1日もたずにすべて胃の中へ納まってしまいました。
いつの間にか空になっているボトルを見て、
「あれ・・・?これが全部胃に入ったの?」
と一瞬パニックになりましたが、
食べてしまったものはしょうがないと深く考えずそのまま仕事を続行しました。
それから約2時間ほど経過したころ、
明らかにおなかの具合が悪いことに気が付き、
僕は椅子から立てなくなりました。
作業の手を止めおなかをさすったりしながら、
胃の機能が回復するのを待ちましたが、
一向に胃の調子は回復せず椅子に座っているのも困難になりました。
その地点で大体17時~19時頃だったと記憶しています。
フローリングの床から起き上がれなくなった僕は、
これは完全にやらかしたと自覚し、
素直に仕事の機械を止め、
自室のソファーで横になりながら回復を待つ事にしました。
(自営業なので作業部屋のすぐ隣に自室があります。)
当時熱心に見ていた高田健志さんの配信を流しながら横になっていたのですが、
↑記憶があいまいなのですが、恐らくこの配信だったと思います。
全身から変な汗が流れてきて、苦しくて眠れない・・・。
吐き気、悪寒、発汗、発熱、腹痛が同時に襲ってきてずっと胃を内側から破壊されてるような、
ひとことで言えば地獄でした。
そのまま一睡もできず、気が付いたら朝9時。
このままではわさび柿ピーに56されてしまうという恐怖から僕がとった行動は、
肉親へのSOS発信でした。
当時母が少し離れたところに住んでいたので、
電話で母に状況を説明し、
「頼む近所の内科に連れて行ってくれ」
と一心不乱に懇願しました。
そんな僕に母は一言、
「今日日曜日だから内科やってないよ」
あまりのショックに絶句しましたが、
その様子でただ事じゃないと察した母は、
日曜日もやってる内科をすぐさま調べ、
車で15分ほどの距離にある初めていく内科の外に僕を置いて去っていきました。
(近所のイオンにある小さい内科です)
普段お世話になっている内科ではありませんでしたが、
「ひとまずこれで助かるかもしれない・・・」
と安堵の表情で病院の受付へ向かった僕の目に飛び込んできたのは、
インフルエンザの予防接種の為に訪れた子供たちの群れ。
狭い病院に50人はみっちり詰まっていたと思います。
僕はそれを「大勢であるがゆえに」レギオンと名付けました。
受付の列に並び、
初診の受付表のようなものを書き、
また受付の列にならび・・・。
受付の人に腹痛が辛い事を説明しましたが、
「今は(見ての通り)こういう状態なのですぐ案内はできません どうしても限界が来たときは言ってください」
と言われ、待合室でクルマユのようになりながらガタガタ震えてうなり声をあげていました。
(待合室の椅子はレギオンで溢れかえっていましたが、僕の様子が明らかにおかしいので自然とモーゼが海を割ったように一人分空いてました。)
![](http://pyosan.com/wp-content/uploads/2020/02/f3649af80ef1562ba3d44067439c38d8.png)
トイレと待合室を行ったり来たりしながら10分経ったのか20分経ったのか、
もはや時間の感覚は全く記憶していませんが、
もう限界だ!!!
と自分の限界を悟り、
受付に並び正直に言いました。
「すみません・・・限界です・・・」
それを聞いた受付の人は目の色を変え
「わかりました」
と一言いうと、
数分のうちにベッドが用意され僕はそこに横になりました。
しばらくすると看護師の方が来て、
そこで初めて「どうしたんですか?」と症状を聞かれました。
僕は正直に説明しました。
僕「わさび柿ピーってあるじゃないですか」
看護師「はい」
僕「あれを食べ過ぎまして・・・」
看護師「ぶぷっwww」
看護師「わかりましたwwあとで先生が来ますのでもう少し待ってくださいねwww」
僕「・・・はい」
しばらくして医者の先生がきまして、
「今日はどうしたんですか」
と聞かれたので、
僕は正直に説明しました。
僕「わさび柿ピーってご存じですか?」
医者「はい」
僕「あれを食べ過ぎまして・・・」
医者「ぶぷっwww」
医者「わかりましたとりあえず鎮痛剤を点滴しますのでちょっと待ってて下さいねwww」
僕「・・・はい」
その後点滴された鎮痛剤のおかげでやっと2時間眠りにつくことができ、
目が覚めた時には痛みもだいぶなくなり問題なく歩行できるようになっていました。
それでもまだ内臓に炎症のような痛みは残っていたのですが、
眠りにつく前と比較すれば大きく回復していました。
そのままイオン内にある薬局へ向かい、
![](http://pyosan.com/wp-content/uploads/2020/02/c3856c7eca2f61137bc652f75659f2c1-1024x805.jpg)
写真のような薬を処方されました。
薬局にて、
(処方箋の資料を見ながら)「どうしたんですかこれは」と聞かれたので、
僕は正直に
「わさび柿ピーを食べ過ぎまして・・・」
と答えたら
薬剤師「あー大変だったみたいですねぇ・・・」
と同情されました。
その後は無事、
全く消化されてないわさび柿ピーが全部おしりから出てきまして、
薬のおかげもあって全快したのですが、
それ以来僕は知人に口酸っぱく
「わさび柿ピーには気をつけろ!!!」
と警鐘を鳴らし続けています。
「わさび柿ピーを舐めてたら4ぬぞ!!!」
「特に免疫が落ちる季節の変わり目は気をつけろ!!!」
「わさび柿ピーを食べるときは寿命を削ってるという自覚をもって挑め!!!」
そんな僕の怒号が聞こえてきたら、
「明日は我が身だな」
と緊張感を取り戻してほしいです。
というわけでおわります。
お疲れさまでした。