母がすい臓がんになった話④ 【手術から3ヶ月後】

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2018-08-10

 

こんばんは

 

以前母が膵臓ガンになった話をこのブログで書いたのですが、

手術から3ヶ月が経ち、順調に回復しているように見えてたのもつかの間、
あっさり再発し肝臓に転移してしまいました。

 

すい臓がんは転移の可能性が高いとは聞いていましたが、
まさか3ヶ月で再発するとは思いませんでした。

 

あまりにも強すぎるすい臓がんに対して、
もうできることはあまり残されていません。

 

手術後は抗がん剤を予防で使っていたのですが、
再発してしまった以上効果が薄いので、来週1週間入院してポートを入れて強めの抗がん剤を使う予定でした。

 

しかし今日になり急に体調が悪化し即入院。

強めの抗がん剤の使用は体調が戻るまで延期になってしまいました。

抗がん剤使用後の不安をよく漏らしてはいたのですが、
いざ抗がん剤が使えないと察すると初めて僕の前で涙を流していました。

 

母が泣くことなど滅多に無いことなのですが、

「もうこのまま家に帰れないかもしれない・・・」

と嘆く母を見るのは正直精神的にかなりきました・・・。

 

以前入院した時は手術の前だったので、
まだ希望がそこそこあったのですが、
いざ再発してしまうと

「あ、これはもうだめなのかもしれない」

と頭で考えてしまいます。

 

まだ余命宣告等はされていませんが、
いざ宣告された時の対応を母の妹と少し話し合いました。

医者に余命を告げてもらうべきか、
余命を告げず希望を持たせるか。

 

嘘をついてもしょうがないので、さらっと言ってもらうのも潔いのかもしれませんが、
今日の母の涙を想うと余命を伝えるには相当な勇気がいります。

 

先のことを考えると凄まじい孤独感に襲われ、
周りの人間が全て幸福な色を放っているように感じます。

 

自分だけ奈落の底にいるような圧倒的孤独・・・。

 

ただ僕が感じる孤独感は、母以上はありえません。

 

僕がしてあげられる事は、
とりあえず病気以外の心配を無くすことだけで、
まずはこれから来るお盆の家のあれこれを全部覚えなくてはいけません。

そんなに難しい事ではありませんが、必死こいて覚えないともう教わる機会はないかもしれないので、
今のうちに引き継げることはすべて引き継いでおきたいです。

 

あとはどうやら母には借金があるようで、
それを僕の代に残すことが非常に心残りなようです。

そういうのもなんとかするからと、安心させてあげることが僕の役目でもあります。

 

仕事の云々で引き継がなきゃいけないことも多くありますし、
今の仕事の後処理的なのを任せていたのでそれもお盆中に必死こいてやらなければいけません。

 

さっきも書きましたが、先のことを考えるとどんどん不安になってきます。

 

 

母が54歳ですい臓がんを発症し、
おばあさんが56歳ですい臓がんで他界。

僕の寿命はもう折り返しに差し掛かってるんじゃないか。

 

なんてことを考えると体が重くなります。

 

 

 

とにかく僕が思い知ったのは、

 

すい臓がんがあまりにも強すぎる。

 

という現実です。

 

人類はいつかこの癌に勝てるようになるのでしょうか

 

 

 

 

ブラックジャックの文庫版のあとがきに手塚治虫先生の奥さんがこのようなことを書かれていました。

 

うすれゆく意識の手塚に向かって、私は心の中で何度叫んだことでしょうか。
「あなた、あなたのブラック・ジャックは、どこへいってしまったの。お願い、奇跡を起こして。ブラック・ジャック、助けて!」
この私の悲痛な叫びは、天にはとどかなかったのです。

 

 

 

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