ひとに言っても信じてもらえない話 「モラエナ」 その① 道の駅

ひとに言っても信じてもらえない話 「モラエナ」 その① 道の駅

2018-08-16

こんにちは。

友人知人に直接話しても信じてもらえない話・・・通称「モラエナ」、
そんな話をせっかくなのでブログに書きたいと思います。

 

信じてもらえない話と書きましたが、
ようは「オカルト」な話です。

人間同士のやり取りでおこった珍事などは大体話したら信じてもらえるのですが、
オカルト話になると高確率で相手にされなくなります。

 

信じてもらえないエピソードの例を挙げると、
今から10年ほど前の高校生のころ、
教室で僕を含めた4~5人で怖い話をしていた時、

「実はこの幽霊は話を聞いた人の家に窓をノックしにやってくるんだって」

「そういうのやめろよ~」

という聴いた人にも伝染する系の話をされ、

帰宅後部屋でゲームをしているときにガッツリ窓を「コンコン」とノックされるという恐怖体験をするのですが、
後日学校でその話をすると、

「ウソウソウソ」

の三言で返されるという典型的なモラエナ現象を経験しています。

 

その時僕は、
「あ、世のオカルトな体験談はこうやって埋もれていくんだな」
と色々と察することになりました。

 

 

 

というわけで、上記の話ですでに一つモラエナを消化したことになるのですが、
今回書きたい話は別にあるのでそっちを書かせて頂きます。

 

 

 

これは2年半ほど前の話、

2015年の大みそかから2016年の元旦にかけての話になります。

当時僕はコミックマーケット、俗にいう「コミケ」のグッズ作成の依頼を受けて、
それを依頼者と一緒に車で前日搬入するという業務を半年に一回行っていました。

僕が住んでいる地域から東京までは車で10時間くらいかかるので、
コミケの度に半分旅行のつもりで東京へ向かっていました。
(ちなみに依頼者とは東京で合流するので道中は一人です。)
現在はその依頼者がコミケに参加しなくなったので、片道10時間かけて東京に行くこともなくなったのですが、
今思えばコミケの時期は仕事とはいえちょっと無茶をしていたと思います。

その年のコミケは3日目の最終日が大晦日で、依頼者のスペースにあいさつに行った後にそのまま車で帰路につきました。

車のスマホホルダーにスマホを立てかけて、ラジオ代わりにニコ生を流しながら黙々と国道4号線を北上していたのですが、
いつの間にか年も越し深夜2時ごろに差し掛かったあたりでさすがに疲労が増してきたので、
「道の駅で休憩して日が昇ってから出発しよう」
という安全策をとることにしました。

カーナビに「道の駅」と入力し、最寄りの道の駅が選択肢に出てきたのでそれを選択、
ナビの指示に従って車を走らせると、だんだんと車は坂道を登り始めました。

普通道の駅は大きな道路のわきにあったりするので、坂道を上るのは明らかにおかしいのですが、
ちょうど福島県と宮城県の県境のあたりだったこともあり、
「もしかしたら山を越えた先に宮城県の道の駅があるのかもしれない」
とあまり深く疑うことなく素直に坂道を蛇行しながら上り続けました。

しかしその道はどんどん細くなり、
完全に坂道というよりは山を登っているような状態になってくると不安が増してきて、
そのうち電波も届かなくなりラジオ代わりに流してたニコ生が止まってしまいました。

ニコ生が止まって初めて「ここはやばい場所かもしれない」という恐怖感がじわじわ湧いてきて、
真冬なのに頭から顔にかけて嫌な脂汗が吹き出してきました。

「広めのスペースがあったらさっさと車を回して下山しよう」と決め車を進めますが、
道は狭くなる一方でもう対向車が来たらすれ違うこともできません。

すると僕の目の前に見上げるほどでかい真っ赤な鳥居があらわれ、

「ここはやばい場所だ」

と確信し無理矢理車を切り返し無我夢中で下山しました。

「絶対ミラーを見ない!絶対ミラーを見ない!」

と叫びながら下山したのち、
近くのコンビニの駐車場に車を止め、
「あの鳥居をくぐってたらどうなっていたのだろうか・・・」と考えながら冷静にスマホで道の駅の住所を検索し、
今度こそちゃんと道の駅に車を止め一夜を過ごしました。(全く違う方向にありました)

 

その後は特に何事もなく帰宅したのですが、

半年ほど経過してから「僕が登ってしまったあの山はなんだったのだろうか」という疑問が浮かび、
グーグルマップで検索してみることにしました。

福島県と宮城県の県境くらいで国道4号線の近くで蛇行しながら登っていく山。

見つかったのがこちら

 

信夫山という福島県の有名な心霊スポットでした。
ガッツリ霊山らしいです。

 

なぜカーナビがここに案内したのかは謎ですが、
「なに丑三つ時に心霊スポットに案内してくれとんねん」という怒りのような感情が湧き出てきたのを覚えています。

 

信夫山には展望台があるようなので恐らくそこの駐車場にでも案内されていたのかもしれませんが、
いずれにせよ今後無いことを祈りたいです。

 

カーナビで心霊スポットに案内されるのはこれが初めてでしたが、
墓地や森林になぜか案内されるのは何度かありますので、(新宿の駐車場の住所を入力したら卒塔婆がにょきにょき生えてる寺に着いたり、コンビニの住所を入力したら近くの森林に案内されたり)
くれぐれもカーナビで知らない土地に向かう時はお気をつけ下さい。

 

 

 

ちなみにこれは将来的に検証しなければいけない事なのですが、

信夫山を車で走るだけの動画がYouTubeにありまして、
自分が通過したルートを確認したのですが、
僕が見たはずのでかい真っ赤な鳥居がどこにもないというよくわからない事が起きているので、
いつかまだ日が出ているうちに再度行って確かめてみたいと思います。

 

 

この鳥居の件は特に誰に言っても信じてもらえないので、

信じてくださいとしか言いようがありません。

あの鳥居をくぐっていたらどうなっていたのかは、
怖いので検証する気はありません。

 

 

そしてさっきも書きましたが、

くれぐれもカーナビで知らない土地に行くときは、鵜呑みにして変なところに案内されないよう気を付けてください。

 

おわります。

お疲れさまでした。

 

 

 

 

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