ミステリークレイフィッシュの話

2020-09-13

こんばんは。

本日9月13日は俳優村上幸平さん演じる仮面ライダーカイザ草加雅人の日と制定されていますが、
村上幸平さんがザリガニ好きとして大変有名なので、
ザリガニについてちょっと書きたいと思います。

 

僕は数年前にミステリークレイフィッシュ(マーブルクレイフィッシュ)というザリガニを飼育していた時期がありました。

↑飼育してたミステリークレイフィッシュさん

このザリガニはメスしか存在しない単為生殖する珍しい種で、
自分のクローンを勝手に生み続けるというユニークな特性と、
大理石のような見た目が好きで飼育していました。

しかし単為生殖するという特性は、
一歩間違えればアメリカザリガニ以上の脅威になるので、
飼育を辞めて何年も経過していましたがいつか規制されるんじゃないかと不安を感じていました。

そんな中、2日前の9月11日、
外来生物法の改正が正式に決まり、
ミステリークレイフィッシュ含む多くのザリガニは日本国内で飼育できない事になりました(アメリカザリガニはOK)。

施行は11月2日とのことです。

とうとうミステリークレイフィッシュを再度飼育する機会を永久に失ってしまいましたが、
いつかこんな日が来ることはわかっていたので、
「仕方ないよな」と自分を納得させていました。

 


でも待てよと、

永久に機会が失われてしまうならいっそのこと今飼育してしまおうということで、
入手してしまいました

 

 

稚ザリです

 

「11月に規制されるのに今飼育を初めてどうするんだ」
という話になりますが、
施行前から飼育していた個体に関しては、施行から6か月以内に環境省に申請すれば飼育を継続できるようです。

ただ飼育継続できるのは申請を行った個体のみになるので、
単為生殖によって個体数が増えた場合は規制の対象になります

卵を産んだら早い段階で除去する必要がありますが、
そこは飼い主の責任ということです。

 

こういう飼育動物の規制は今後どんどん進み、
今現在飼育可能な生物も近い将来規制される可能性は常にあります。
これからも飼育動物と付き合っていく以上、
今のうちに環境省への申請を経験するのは必要なことかもしれません。

多分申請する際はその過程をブログに書くと思いますが、
自分で経験することで、身の回りの人たちにとって生き物を飼育する上での正しい知識をもつ人間になれればと、
それがいつか飼育生物に対する規制緩和に繋がってくれればと思っています。

 

というわけで終わります。

 

おつかれさまでした。