母がすい臓がんになった話② 【手術前】
2018-04-15
こんばんは
ピヨさんです。
ちょうど一か月前に母(54歳)がすい臓がんになりましたというブログを書いたのですが、
現状どうなっているかというと、
何度か入退院を繰り返してやっと17日に手術をすることになりました。
本来すい臓がんになると手術は困難な状態で発見されるらしいのですが、
母の場合は不幸中の幸いで比較的初期の状態で発見でき、
十分手術は可能という説明は受けました。
ただ、結局のところは切ってみないとわからないという事と、
開いた後に状態が悪化していた場合、
そのまま処置を施さずに閉じることになるという事に加えて、
この先無治療で過ごす事になると余命は1年と宣告されているので、
母の心境はとんでもないことになっていると思われます。
僕はもうとりあえず医者を信じるしかないので、
可能な限り状況に波風を立てないように冷静に対応することしかできないのですが、
もし手術が良くない結果に終わった場合、
穏やかでいられる自信はありません。
手術はだいたい8時間から10時間ほどかかるそうなので、
朝見送った後は普通に仕事に専念するつもりなのですが、
平常心でいられるかはわかりません。
実際に手術が目の前に迫ると、
どうしても不安が付きまとってしまいます。
とにかく17日の夜には終わっているはずなので、
早く不安な時間には過ぎ去ってもらって、
また普通に生活できるようになってほしいものです。
ちなみに手術の結果は大体3つに別れるようです。
1つ目が、胃の5分の1と大腸の半分とすい臓の半分とその周りの臓器もろもろを取り除き、経過を見る。
これが一番成功している状態らしいです。
場合によっては一時的に人工肛門を取り付けることになるらしいです。
2つ目が、すい臓の状態が悪い場合上の手術に加えてすい臓を全摘出し、経過を見る。
すい臓を全摘出した場合糖尿病と似たような状態になるらしく、注射が欠かせなくなるらしいです。
3つ目が、開いたら手の施しようがない状態なのでそのまま閉じて、経過を見る。
これが最悪のパターンらしいです。
ちなみに手術が成功しても失敗してもどの道抗がん剤治療をする必要があるらしく、
母としてはそれが心配なようですが、
医者はまず手術後のことで不安感を増幅する事無く、
目の前の手術に集中してほしいとのことでした。
正直一般的な抗がん剤に対するイメージは非常にマイナスなものなので、
不安になるのも仕方がないのですが、
抗がん剤を使用したことなんてあるわけがないので、もう深く考えると不安になるしかありません。
まず手術のこと以外考えないでくれという医者のアドバイスはなかなか正しいものだなと思います。
僕は被災したり、生活に変化が訪れるたびに、
「1週間後、1か月後、1年後、自分が何をしているかなんて全くわからないんだなぁ」
と深く考えるのですが、
今回もその通りで、
1週間後いつものようにお見舞いに行っているのか、
1か月後退院して自宅で生活を手伝っているのか、
1年後再発もなく何事もなかったかのようにそれぞれ生活しているのか、
それとも1週間後に葬式で弔辞を読んでいるのか、
まったくわからないものなのです。
最近身内で不幸が立て続けに起こり、
正直運勢とか運気の流れは非常に良くないです。
このよくない流れを変えるためにも、
17日の手術はいい結果に終わってほしい。
その一心です。
というわけで今日はここまでで終わります。
お疲れさまでした。